第8話 いよいよ選手との生活

この日は事前キャンプの牧之原市から8:00に出発したというジョンからの電話で始まった。


スタッフの部屋割りが変わったためベッドを移動、スポンサーのレッドブルからテーブルや冷蔵庫が届き配置作業、ウェルカムイベントの詳細連絡とバタバタな㏠が始まった。





今日も昨日に増して熱く、連日熱中症アラートが発令されていたくらい。

そわそわしながら準備を進めていると、あと15分で着くと連絡が入った。


チャーターしている大型バスがサードプレイス駐車場まで入ってくる予定だったが案の定大きすぎて入れず、急遽国道に停車し選手は歩いてサードプレイスに来ることとなった。


スーパースターといつも通り慣れた道をエスコーとしながらサードプレイスにつくと、いつものメンバーや近隣の学校に通うキッズ達がキラキラとした目でアメリカの国旗を振って出迎えてくれた。






にこやかな笑顔で手を振り返すアメリカチームの選手たち。



ここには本来開催されるべき姿のオリンピックあり感動と高揚で記憶が殆どないほどだ。

選手を送り届け、ボードや荷物を受け取りにトラックでバスまで数往復


選手のために建てたガレージに荷物やボードがどんどんと入っていく。

長い間、シュミレーションを重ねてきたことが現実に起こっている。





選手が持ち込んだボードの数は1人10本程度。

PU素材がメインだが日本の波を想定してからかEPS素材の小波用にチューンされたボードも多くあった。


会場の志田は本日の17時から選手に解放され練習が出来るらしく、カリッサとキャロラインは練習に出かけていった。

一方ジョンジョンとコロヘはガレージに残り、専属のトレーナーに念入りにマッサージを受けていた。長い時間の移動に疲れ、今回の練習は見送ったのだろう。


足首のケガにより2021世界ツアーの前半は出場を断念しケガの治療に専念したコロヘと


2019年、膝のけがためにCTツアーの多くを欠場したにもかかわらず、シーズンの最終コンテストを準々決勝まで勝ち上がり、USA代表を獲得したジョンジョン


特にジョンジョンは大手術をしていてオリンピックへの出場も危ういとギリギリまで噂されていた。

膝の調子次第では補欠のケリースレーターが22日に日本に来れるようスタンバイしていた。


マッサージが終わるころ、カリッサとキャロラインが会場での練習から戻ってくると入れ替わりでマッサージを受けていた。

ジョンジョンとコロヘは新設したテラスのジャグジーに入りで談笑しながらリラックスしていた。


数十分後には1階のリビングスペースに選手やスタッフが集まり

パソコンをテレビに繋ぐとズームでミーティングが始まった。



大会当日のタイドや台風の進路や風の強さ、台風がもたらす波高の高さやうねりの向きなど事細かく当日の会場の波を予想を予想士が選手へ伝えていた


時折、コロヘが場を和ますような質問を投げかけながら30分のミーティングが終わり

ディナータイム。


会場の志田下は選手の練習ために朝5時半に開門するという。


いよいよ始まった選手との生活。

未だ夢を見ているようで信じられないが現実。


1日目は手探り。


ホストとして何が出来るか?


準備は長かったが選手と過ごせるのは一瞬。


最大限に研ぎ澄まして瞬間を目に焼き付けながら、楽しみたいと思います



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